AIは最高級言語になれるのか? -「動いている挙動が正義」から始める設計論- ①
※本記事は、筆者の考えをもとに、生成AI(ChatGPT)と対話しながら構成・文章化したものです。
目次 / Contents
高級言語とは何か?
一般的に言われる「高級言語」とは、
人間が書きやすいプログラミング言語のことだ。
アセンブリより分かりやすく、
機械語から遠ざけてくれる存在。
C、C++、Python、Ruby――
確かにそれらは高級だ。
だが、それは**あくまで「記述のしやすさ」**の話だ。
高級言語の限界
どれだけ高級な言語でも、
結局やっていることは変わらない。
人間が考えたこと
↓
プログラミング言語
↓
機械語
書く量は減った。
構文は分かりやすくなった。
だが、より高級になればなるほど
・表現力が上がる(できることが増える)
・“正しいっぽい”書き方が増える
・抽象化で 意図が隠れる
結果として、
「何をしているか分かりにくい」が発生する。
にもかかわらず、
その複雑さはすべて「書く側」の責任として押し付けられる。
言語は高級になり、
要求される知識は増え、
守るべき“正しさ”は雪だるま式に増える。
どれだけプログラマーをいじめれば気が済むんだ。
そんな言語、
こちらから願い下げだ。
実際の現場ではどうなっているか
理想の開発は、こうだ。
人間(要求を出す人:ユーザー)
↓
人間(仕様を決める人:SE)
↓
人間(仕様をコードに書く人:プログラマー)
↓
コンパイラ/インタプリタ
↓
機械語
理屈の上では役割は分かれている。
だが現場では、
- SE兼プログラマーが仕様を書き
- SE兼プログラマーが実装し
- 気付けば同じ人が全部やり
- デバッグもテストも運用も背負う
「書ける SE が正義」
「書けない SE は役に立たない」
そんな歪んだ常識が生まれる。
結果、
SE 兼プログラマーが当たり前になっている。
ここで考えたこと
では、本当に必要なのは何だろう?
新しい言語か?
もっと速い言語か?
もっと短く書ける言語か?
違う。
必要なのは、
仕様をコードに翻訳する役割を、人間から切り離すこと
だ。
私が考える「最高級言語」
ここでようやく、
私が言う「最高級言語」の定義にたどり着く。
最高級言語とは、
仕様だけを書けば、
実装を壊さずに動くものが手に入る仕組み
だ。
コードが美しいかどうかは重要ではない。
重要なのは、
- 要求通りに動くこと
- 実運用で壊れないこと
それだけだ。
だが実は仕様書駆動は昔から存在する。
1. なぜ「仕様書駆動」は昔から存在したのに、広まらなかったのか
なぜなら従来の世界では、
- UML
- 状態遷移図
- 業務フロー図
- DFD
- インタフェース仕様書
- 非機能要件定義書
- テスト仕様書
- コーディング規約
…などなど、
**「正しく書くための正しい書式」**が山ほどあった。
しかもそれらは、
- 書き方を覚えるのにコストがかかる
- 書いても実装とズレる
- 最終的に「誰も信用しない」
という三重苦だった。
だから現場ではこうなる。
「結局コードが正義だよね」
これは怠慢じゃなくて、合理的な選択だった。
2. 仕様書が“言語”になれなかった理由
仕様書が最高級言語になれなかった最大の理由はこれ:
曖昧さを許容できなかった
仕様書言語は、
- 曖昧さ=バグ
- 解釈の余地=失敗
という前提で設計されていた。
だから、
- 人間が書くには窮屈すぎる
- 現実の要求(感情・矛盾・例外)を扱えない
結果、
「結局、人間が頭の中で補完する」
という世界から抜け出せなかった。
AIを挟むという発想
私が理想的だと思う最高級言語の形は、これだ。
人間の「やりたいこと」
↓
AI(翻訳)
↓
機械語
だが、これは今はまだ難しい。
そこで私は、
今ある資源を前提にした構成を選ぶことにした。
人間(要求・仕様を決める:SE)
↓
AI(仕様 → 実装の翻訳)
↓
プログラミング言語
↓
機械語
翻訳機を一段増やしただけだ。
だが、この一段が大きい。
結論
最高級言語とは?
- 構文:自然言語
- コンパイラ:AI
- リンカ:GitHub / CI
- ランタイム:実機・VM
特徴
- 書き換えコストが低い
- 言語仕様が進化する
- 実装がブラックボックスでも成立する
過去に存在しなかったタイプの言語。
何が変わるのか
この構成では、
- 人間は「何をしたいか」を決める
- AIが「どう書くか」を引き受ける
SE は判断に集中できる。
SE兼プログラマーは「書く人」から解放される。
SEがSEに戻れる。
仕事を奪う話ではない。
役割を正しく分け直す話だ。
これは、
- プログラミングの終わり
じゃなくて - 設計が主役になる時代の始まり
本章のまとめ
- 高級言語は「書きやすさ」を解決した
- 最高級言語は「翻訳」を解決する
- その翻訳役を AI に任せられる可能性が見えてきた
このブログは、
その可能性を実務に近い形で試した記録である。
どんなに凄い理論でも使えなければ意味が無いから。


