Core2Quad Q9650でLinux!

最近Linuxを使うようになってきて、やっと少し慣れてきました。
ゲームサーバーもWebサーバーもとりあえず落ち着いてきたら、
なんか、まったく使ってないPCを引っ張り出してなんかできないかなぁ?
と始まってしまいましたw。

やはりLinuxと言えば、古い資産を再活用できるってイメージがあって。
とは言えデスクトップ環境としては自分的に無理だったんですが(昔、Ubuntuを少しだけ触った結果)。
サーバーとしてなら・・・

ってことでとりあえずケーブル類全部外してケースに入れっぱなしだった骨董品を発掘してきました!

んで、メモリーが6GBと中途半端だったんでメルカリにてDDR2 800 2GBx2で600円(送料込み)のとLinuxのインストール用に余ってたSSD64GBを追加。


本当は16GBにしてみたかったがDDR2メモリの4GBx4だと約10000円位になってしまうんで
流石にそこまでする気にもならず。(結果としては正解だった)

いざというときは余ってるマザーZ68があるんでそっちに移行したほうが色々良さそうという事で
極力お金はかけない仕様となりました。
(DDR3なら10000円あれば32GBにできそう。)

それと一応おまじない的にCMOS電池も交換しておきます。
BIOS設定飛んじゃうからね~(電池を交換したのに何故かたまに飛んでるけどね)

他のマザーもいつ変えたか記憶にないんで多めに買っておいた。

とりあえずスペック

  • CPU:core 2 quad Q9650
  • MB:ABIT IX38 QuadGT(X38チップセット、貰い物。PWMファンが元からうまく動かない?)
  • メモリ:DDR2 8GB (2GBx4)
  • SSD:64GB(THNSNC064GBS)
  • HDD:320GB(3.5インチ) + 500GB(2.5インチ)
  • GPU:9600GT(もっと省電力のものに変えたい。いっそ外すか。。。)
  • DVD:今時IDEケーブルという骨董品w
  • 電源:サイズの安い400w(貰い物)

多少メモリーがうまく動かなかったけど(4GBx2と交換したので結果オーライ)普通に動いてます。
約14年前の自作PCなのにね。

ちなみに初めての自作で購入したASUSのP5K-VMは5年前くらいに試しに起動したらお亡くなりになっていた。
やっぱりマザーはそれなりにいいものを使うべきだなぁ。。。
メイン機のASUS P8Z77-V PRO(中古で購入)はオンボードのサウンド機能がお亡くなりになってるし、
ASUSは10年くらいしか持たないイメージだなぁ。

とりあえずオーバークロック

もともとは3GHz→4GHzにして常用していたんだけど。
そこまでする必要なんかはないんだが
デフォルトのFSB333だともっさりしていたイメージがあったので
FSB400で動かすことにした。
サーバーなんで省電力性も大事なんで
定格電圧で行けるところまで。
というわけで動作チェックに3日くらいかかったわけだが(主に負荷テスト)
とりあえずFSB400の3.4Ghzでテストをクリアできた。
メモリーは定格でちょうどいいでしょ!

まぁLinuxなんでオーバークロックする必要もないだろうけど。(とこの時は思っていた)

AlmaLinuxインストール

ここで盛大に躓いた。
AlmaLinux9.1をUSBブートでインストールしようとすると、
カーネルエラーが出てインストールできない。
色々調べたり試した結果。。。
AlmaLinux9ではCore2世代は動かないという事が判明。
まじかぁ~といったところで
AlmaLinux8.7を試してみたところ普通にインストールできた!
ということでRHEL系は8までしか使えないことが判明
2029年までで終了という事ですね。
やはり骨董品はLinuxでも骨董品だったか。

KVM仮想環境

次にCockPitを使って仮想環境を構築してみたんだけど
ここでも問題(?)発生
Q9650には仮想化支援の機能はあるんだけどEPTと呼ばれる機能は無い。
という事でKVMで動かしてみたところ、クソもっさりで使い物になりませんでした。

WebサーバーをQ9650でゲームサーバーを現在のサーバーで分けてみようと思っていたのでこれは残念。
今更、物理サーバでWebサーバーを構築する気も起きず(バックアップが面倒)
頑張って作ってみたところで処理が遅かったら意味ないんで、
このままのメインサーバでゲームとWebを立てておく構成のままで。。。

じゃあ何に使おうかというところで、
実は一番初めにやりたかった事に特化させることにした。
(理想はQ9650仮想環境で2つサーバー構築したかったんだけれど、どっちにしろメモリ8GBでは無理があったな)

TrueNAS CORE

そう自作NASを構築したかったんです!

現在メインPC はUSB外付けHDDをつけてファイル共有とバックアップ用にしていて。
ノートPCは男のノーバックアップ戦法で
サーバーは内蔵の別HDDドライブにバックアップ的なものをってやってたんですが。
やっぱ管理が面倒だよなぁって気がしていて。

ちなみに外付けHDDはこんなやつ

んでこいつはメインPCにUSBで繋いでるんだけど
やっぱりLANでNAS繋げたほうが楽なんじゃね?と思っていたんで
NASキット買うとすると3万くらいだし、ベイ数(HDDを搭載できる数)6個だと10万くらいだし
余ったPCでやったほうがいいんじゃね?って思って。
(消費電力は多分バカ高いが。。。)

というわけでまずはインストールをしてみる。。。

できませんがな!!!

USBにソフト焼いて
ブートさせようとしたらフリーズします(´;ω;`)

NASソフトのバージョン変えたり
USBブートさせるソフトを変えたりするもダメで。
最終手段でDVDに焼いてブートさせてみたところ。。。

普通にインストールするやん!!

とまぁ色々あったわけですが、とりあえずいい感じの構成に落ち着きました。

TrueNAS COREのインストールとか初期設定とかは下記参考に
TrueNAS CORE 13.0 のインストール (きりしま屋) (kirishima.it)

実際にテスト運用で使ってみた。

とりあえず暗号化なんてリッチな機能もあったんでそいつをつけて共有フォルダ構築して
今までの共有フォルダからデータを写してみたのがこちらのスクリーンショットになります。

うん、CPU使い切ってるわw

これは構成ぴったりだった!
オーバークロックもしてよかったね!
ってまずいんですよ~~~

このNASはこれからSSD載せたり
いつかは10G LAN化してみたいと思っていたのに
1GLANですでにかつかつじゃないですか~!

というわけで、速攻で暗号化を解除したのがこちらのスクショになります。

これでも結構使うんだね~
まぁとりあえず大丈夫そうではある。

それにしても流石最低動作環境メモリー8GBだけあるわ。
ちゃんと全部使ってる。

まぁ10G LAN化はまだ先の話なんで、とりあえずこれでこのまま使っていこうと思う。
勿論ほかのNASソフトだともっと軽いらしいけど、
きちんと仕事している感があってこのソフトはちょうどいい気がする。

もともとNASにしては高スペックが必要と知っていたんで、
何も問題はないな。

なので本番用にこんなものを買っちゃいました!


これで、全てのHDDをNASに移設してやるぜ!
バックアップも取り放題!
共有もWindowとLinuxで出来たのでFTPいらない!?
セキュリティもSSH鍵認証できそうだし。
まぁローカルでしか使わないけど。

暗号化に関しても、そもそも共有フォルダに暗号化必要なファイル置いてなかったしw

後はRAID関係がどうなるのかが運用しながら勉強していくところだなぁ。

今後の展開

Q9650のくせにX38チップのおかげでPCIe2.0対応でレーン数も32あるらしいんで、
SATAの3.0を拡張カードで追加できそうだし。(オンボードは2.0しかない)
10G LANもフルスペックは無理でも行けそうだし。

そしたらSSD積んで、これもつけて

仮想環境のストレージとして使ってみたりしたいところだ。

まぁそもそも10G LANでスペック不足になる気しかしないがw

Q9650であと何年行けるか見ものではあるなぁ。
ちなみにメイン機もPCIe2.0なのは内緒だ。

心配なのは安物電源の存在だが。。。

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